片付けのセンス

私はパートの仕事で洋菓子屋さんで働いているのだけれど、いつも気になることがあります。
それは、私が休みの日が続いて、次に仕事に行った時にあまりにもお店のなかがごちゃごちゃと荒れていることです。

いくら私が選択したタオルなどを綺麗に畳んで片付けていても、次に片付ける人はバラバラにただ入れてあるだけだったり、ビニール袋もくしゃくしゃに丸めて入れてあるだけだったりとかなり気になる部分があります。
普通、誰かが綺麗に片付けているのを目にしたら、次にしまう人も同じようにするものではないでしょうか。
でも、私のパート先の人たちはそんなことが無いんですよね。
もちろん、とっても綺麗に片付けてくれる人もいます。
その人とは私は気が合うとおもいます。
でも、ぜんぜん同じように片付けてくれない人とはきっといろんな面でセンスがちがうんだろうなぁって思っています。
実際に片づけもセンスが大切ですよね。
片付けのセンスがあるかないかで、お店の状態もぜんぜんかわってくるんだなぁって思います。
だから、私は仕事が御休みだった次の日は、ちょっと早めに行って、先ずはお店の片づけから始めます。
そうしないと、気持ちよく仕事をスタートすることができないから。
もちろんいろいろな人がいて、そんな人たちと過ごすから自分の苦手なことも得意なこともわかるのですから、それはそれでいいと思っているけれど、なんとなくセンスの合う人といる方が仕事もスムーズに進む気がします。

人間の慣れの怖い部分を知った私

ネクタイって我が家にはいろんなところに転がっています。
最近では玄関に転がっていました。
いつも私は何も言わずに片付けていましたが、ふとそれが嫌になりました。
まるで自分がもう一人息子を産んだように主人のことを思ってしまったのです。

なので、その日から主人と私の我慢比べが始まりました。
もちろん、まだ我慢の最中なのですが、玄関に1週間ネクタイがあります。
なぜここにネクタイがあるんだろうとふと気になって、片付けようと思ったのですが、私がここでやってしまったら主人をダメな人間にしてしまうのではないだろうかとふと考え、片付けませんでした。
きっと毎日玄関から出入りする家族のみんなが「誰か片付けないのかな?」と思っているに違いありません。
そして、その役目は私か主人か、どちらかに違いありません。
でも、主人は玄関に置いてあるネクタイの話をなかなかしてきません。
もう1週間経ってしまいました。
そろそろ私の限界かもしれません、私の負けかもしれません。
なんで玄関に置いてあって気にならないのか主人の頭の中を覗いてみたい気もします。
きっとネクタイの事は少しも頭になくて、覗いた私がモヤモヤしてしまうかもしれません。
ティッシュもそうです。
使えば使いっぱなしで、リビングに合ったティッシュがなく探すといった作業が我が家には多くあります。
だいたい犯人は決まっているのですが。
だから、ティッシュボックスは開いているのが至る所にあります。
何度言っても改善しないので私が諦めた瞬間、すぐにティッシュの替えがなくなりました。
もうこのような生活も7年経ちます。
私もいつかこの生活になれてしまうのではないかと思うとぞっとする自分です。