私は今、とある大学で事務の仕事をしていますが、私服勤務です。
そのため毎日何を着て行こうか考えるのが、とても大変です。
入社直後、マナーを心得ていなかった私は、黒いスキニ―ジーンズを穿いて出勤しました。
同じ事務室内の男性もよくジーンズを穿いているし、黒ならば大丈夫だろうと思っていたのですが、上司にジーンズは禁止だと優しく注意を受けました。
男性と違い、女性は来客対応をする場合があるので、先方に失礼にあたらない服装を心がけるという事でした。
以降仕事中にジーンズを穿かなくなりましたが、この他にもどんな服装は仕事場に相応しくないのだろうと考えだすと、一体何を着れば良いのかと困ってしまった私は、雑誌を参考にすることにしました。
普段はあまり読まない大人向けの雑誌を購入し、「オフィカジ」という言葉がある事を初めて知りました。
「オフィカジ」というのはオフィス・カジュアルの略で、仕事の場に相応しい服装だけれども、どこかに遊び心を取り入れたり、着崩したりするファッションの事を言うそうです。
言葉だけではピンとこず、実際に写真を見てみたのですが、きっちりしたパンツにシャツではなくニットを合わせたり、靴や時計、アクセサリーなどの小物で遊んだり、袖や裾を捲って抜け感を出したりと、職場で浮かない、やりすぎない程度に着崩すスタイルが多いように感じました。
雑誌やインターネットで色々と勉強をしてみたのですが、私服の勤務はお金もかかるので、正直制服があれば良いのにと思ってしまいます。
しかし自分の個性を活かすためにも、自分なりのオシャレを楽しみたいです。
大学の先生
私は今、ある大学にて事務の仕事をしています。
大学の先生方とも接する機会が多いのですが、彼らの知識の豊富さや若干世間知らずな振る舞いには、たびたび驚かされます。
以前、私の事務室の向かいにある先生のお部屋から、数名の話し声と大きな笑い声が聞こえてきました。
どうやら先生たちが今研究されていることについて、話し合いを行っているらしく、とても専門的な用語ばかりが飛び交っているのですが、よく分からないタイミングで大笑いをしています。
その分野に全く知識のない私には、何がジョークなのかさっぱり理解できませんでした。
また先生たちは、研究に熱心になると、いきなり連絡が取れなくなります。
確認したいことがあってメールをしても、しばらく返ってこないということもよくあります。
また先生たちの金銭感覚にも驚かされます。
研究や学生の教育のためならば、お金に糸目はつけません。
日常的に100万単位のお金のやり取りをされています。
備品購入などの事務処理は私が受け持つのですが、その金額を見ると、こっちまでお金持ちになった気分になります。
また海外出張も多く、毎回みんなにお土産を買ってきてくださいます。
海外でのエピソードを聞くには、とても面白いです。
しかし先生方は、とても気さくで細かな気配りを忘れない方が多く、毎日楽しくお仕事させていただいています。
また先生方の会話はとても勉強になり、様々な分野の知識を身に着ける事が出来ます。
これからも一緒にお仕事をさせていただき、私も広い視野のモテる人になりたいです。