話し方を気を付けて良い印象を

色々な人と接する機会がありますが、少し話をさせて頂いただけで話が上手な方かどうか分かるものです。
特別珍しい興味をそそられるような内容でなくても、面白い話でなくてももっとお話がしたいと思うような方が確かにいるのです。

どんなところに自分が魅かれるのか分かりませんが、そう言う方とできればたくさんお話をして仲良くなりたないなと思います。
たぶん、そう言う方は自分でも色々話し方を研究して、今のステキな話し方を手に入れたのでしょう。
話し方と言うのは、想像以上に相手の方に自分のことを印象づけるもの。
ですから、普段自分がどんな話し方をしているのかを、把握することはとても大切なことのように思います。
時には、相手の方にとって自分が考えているような姿に写っていないこともあります。
私は、話し方が上手なタイプではありません。
でもそんな自分のことを素直に認めて、そして反省しました。
今、色々本を読んでどうしたら話し方が上手くなるのか、どうしたら良い印象を与えることができるのかを学んでいるところです。
実際に勉強していみると、思っている以上に難しいことに気が付きます。
そして、知らず知らずに自分がやっていた悪いクセにも気が付きます。
私は、誰かと楽しい会話をしている時に、つい相手が話し終わる前に話し始める悪い癖があったことに気づきました。
もちろんいつもは注意しているのです。
しかし、興奮してくるとつい自分も口を出してしまうのです。
今は、この悪いクセを治すことができました。
すると、同じようにこのクセをやってしまっている人の事が非常に目に付いて気になってしまいます。

先回りしてしまう悪い癖

長所だと思っていたことが、人付き合いにおいては短所となる。
そんな自分の性格がある。
人が話しをはじめて全体の30%ほど内容を話した時点でゴールが分かってしまう。

表情や話すスピードなどから推測して、この人が話したい結末はこうだな、と瞬時に分かってしまうのだ。
だから、話を進めてもらうために、必要以上に相づちを打ってしまっていたようだ。
「はい、はい、こう言いたいんでしょ」と言っているように冷たく感じると指摘されたことがあった。

自分では迅速に話を理解できる所は長所だと思っていたので、忙しいときもテキパキと連携が取れると思っていた。
でも、たとえ、私が察知したようなことがゴールであっても、「話を聞いていますよ」という姿勢が大切だと最近しみじみ思う。
それと同時に、「はい、はい、」と相づちを多くして、結論を急がせるような対応をしてしまったすべての人に申し訳なく思った。

会話は自分だけでしているのではない。
相手がすべて言い切ることで気分が晴れることもある。
あと、私はゴールを予想しているが、意表を突くような話し方が好きな人の場合は、意に反した結末になることもある。

それで私は「聞いたつもり」になってしまうのだ。
この性格が災いしてトラブルを起こしたことはないが、「言った」「聞いてない」という小さなトラブルに繋がりかねないから、気を付けるようにしている。
しかし、今まで同様すぐに結末が分かっているのに、まるで分かっていないかのように耳を傾けるのが実は苦痛だとも思っている。