できれば、あまり人と接することなく暮らしたい。
そんな風に思っていたあの頃。
誰も信じられなくなっていました。
何気ない一言を、何通りもの解釈をする人達もいれば、信じられないくらい悪く受け取る方もいるのです。
こんなに悩んだり苦しむくらいなら、私は一人でいたい。
誰もいない無人島にでも行って、静かに毎日を送りたいと思ったのです。
でも、それは簡単なことではありません。
やはり、人はどんな時でも人と接しながら生きて行かなければならない生き物なのです。
それが分かった時、逃げられないことを知りました。
これが、私の挑戦の日々の始まりです。
どうして上手くいかないのか、本気で考えました。
無人島に行って暮らせないなら、ここで何とかやって行かなければならないのです。
たくさん本も読みました。
ウワサを気にしないようにする為の本や、生きる意味を追求する本。
それからお付き合いのコツやマナーなどの本も何冊も読みました。
おかげで、毎週図書館に通うことになったほどです。
今までの色々な人の言動を思い出しては落ち込んだり、あの日あの時もっと良い方法があったのでは、なんて後悔することもありました。
しかし、どうすることもできません。
とにかく前に進むしかないのです。
そうです。
前に進むしかないという事こそ、生きるということだと分かったのです。
私は、自分の言葉づかいについても深く反省しました。
知らず知らずのうちに、誤解をさせてしまう言葉を放っていたり、イラつかせてしまう話し方をしていたことに気が付いたのです。
生活をより良いものにする為には、絶対に言葉づかいは重要。
そんな風に思いながら暮らしています。