大学で事務の仕事

私は今、とある大学で事務の仕事をしています。
経理的な仕事から、教員や学生からの問い合わせ対応の他、女性事務員特有のお茶くみや電話・来客対応なども仕事の一環とされています。
私はこれらの仕事が正直言って苦手です。

お茶くみで嫌なところは、話の腰を折ってお茶をお出ししないといけないところです。
さりげなくお茶を出せればよいのですが、打ち合わせ時などは結構な人数が集まり、お茶を出すスペースがろくにありません。
やはりどうしても邪魔になってしまいます。
またパソコンを用いて会議が行われていると、誤ってパソコンにお茶をこぼしてしまわないか等、とても緊張します。
以前お茶くみのマナーを調べたのですが、実際にはそんなに上手く出来ないなと思いました。

電話対応で嫌なところは、とっさの判断を要求されるところです。
問い合わせをしている側とすれば、早急に回答が欲しいという事が分かりますが、口頭で述べられても頭の中で整理が追い付かない時があります。
また焦ると言葉遣いもおかしくなるので、電話対応は苦手です。
しんと静まり返った事務室での電話は、周りのみんなが聞き耳を立てているのではないかとドキドキします。

また苦手意識を持つと同時に、何で男性は上記の仕事をしないのだろうと思います。
必ずしも女性の仕事と決められている訳ではないし、手の空いている男性社員も沢山いる中、なぜ女子社員がやって当たり前だというしきたりなのか理解できません。
多くの女性がバリバリ仕事をこなす中、いずれはこのしきたりも改善されるのかなと思いました。

女性でも苦にならない通勤の職場

大学での一斉非常点検

つい先日、私が働いている大学で、一斉非常点検が行われました。
当日の朝に館内放送が流れ、非常点検を実施するとの知らせを受けたのですが、急な館内放送にはビックリしてしまいました。

非常点検とはいっても、私達教職員は特にすることはなく、業者が各教室や事務室を見て回る程度でした。

また非常時にきちんと館内放送や非常ベルが発動するかどうかの点検では、まる一日館内放送でBGMが流されました。
そのBGMというのが、鳥のさえずりの音で、思わず仕事中に眠たくなってしまいました。
良い感じに眠たくなっていると今度は急に非常ベルが鳴り、何もしていませんが慌ただしく感じました。

今回の非常点検を終え、本当に何か災害や事件が起きたらどうなるのだろうと考えました。
少し前に避難訓練は行ったのですが、きちんと落ち着いてその通り避難できるか不安です。
私自身だけではなく、家族の事もとても心配です。
また不審者が侵入してきた場合、どのように対処するのか等も分かりません。
今回の非常点検も、他人事だと思いのんきに構えていましたが、そんな場合でもなさそうです。

今は大雪の影響で避難生活を送っている人や、東日本大震災による被害に苦しめられている人が沢山います。
正直今までは完全に他人事のように思っていましたが、実際は私もいつそのような生活を強いられるかは分かりません。
そんな時の為にも、避難訓練や点検等には積極的に参加するようにし、非常事態には十分備えておきたいと思います。
また家族とも、万が一のことを考え、色々と話し合うべきだと思いました。