いざというときの電話の相手

以前テレビのクイズ番組で、わからない問題があった時のサポートとして、友達のところへ電話をかけて答えを引き出すというものがあった。
それを見ながら私ならだれに欠けるだろうとよく考えたものだ。

選択の仕方としては、2つある。
専門的な知識を重視して一か八かで専門家を選択するという方法。
もうひとつが、幅広く常識を持っている年配の人を選択する方法だ。
私の場合はたぶん後者を選ぶような気がする。
前者の場合、まったく外してしまった時に、いくら知識があっても役に立たないことになるからだ。
それに比べて、後者は、知識と常識をうまくミックスさえて何かヒントくらいはだしてくれそうな気がする。
親元から離れて生活するようになってしばらくは、なにかにつけて実家に電話をしていた。
ほとんどが母との会話だったが、あるとき、ある漢字の使い方の件で父と話したことがある。
それ以来、日本語、文章、漢字といったたぐいの時には、父と話すのようにしている。
父は新聞記者だったこともあり、日本語の知識は、ライターレベルに達していたと思う。
国語辞書などを調べるよりも実家に電話するほうが早かったので、ほぼ、辞書替わりにしていたといってもいいくらいだ。
父からすれば、娘と話ができるからいいだろうと勝手に思う娘であった。
実際に父がどう思っていたかは定かではないが、聞くと電話しにくくなるので、いまだに聞いたことはない。