期待外れの中華レストランで食事

前から気になっていた新しい中華レストラン。
交通量の比較的多い場所にあり、駐車場も広いので私も安心して行けると思っていました。
聞くところによると、メニューも多くて値段もそれほど高くはないと言います。

長い間、是非行きたいと思っていました。
そんな話をしていたら、主人もかなり乗る気のよう。
家族みんなで足を運ぶことになりました。
中華料理と言えば、色々なメニューが思い浮かびます。
昔中国に滞在していた経験もあり、豊富な料理名を私は知っています。
それに、台湾は一番好きな国。
ショーロンポーを始め、色々美味しい物がたくさんあることも知っています。
ですから、期待してこの中華レストランに行きました。
まずはチャーハン。
これは絶対に注文するメニューです。
他に、酢豚や回鍋肉などおなじみのメニューをいくつか注文しました。
エビマヨと、ニラレバも頼みました。
そして、ショーロンポー。
しかし、こちらは期待外れの味でがっかり。
皮が厚くて台湾で食べたものとはまるで違いました。
私たちが知っているショーロンポーは、もっと皮が薄くて柔らかく、お箸でつまんでも皮が破けたりしません。
しかし、ここのショーロンポーはすぐに穴が開き、中から汁がこぼれてしまいます。
酢豚は、特に私が好きな料理です。
中華料理を食べる時は、必ず注文するメニューです。
こちらのレストランの酢豚は、甘すぎて今一つ。
結果、残してしまう料理もけっこうありました。
一度は行ってみたいと思っていたレストランでしたから、もう思い残すことはありません。
たぶん、もう行くことはないと思いますが、行けて良かったなとは思っています。

中国の飲食店では氷水がない

日本の飲食店に入ったら、最初にサービスで出してくれるのは氷水でしょう。
中国では、氷水ではなく、お湯やお茶を出してくれます。

理由は2つ考えられます。
まず中国の水道水はそのまま飲めません。
雑菌が多いので、そのまま飲むとおなかをこわしてしまいます。

一旦沸かしてから飲むのが普通です。
なので、冷や水を飲むなら、お湯を冷やさなければなりません。
逆に手間がかかります。

また、冷たいものが胃に悪いと認識されています。
氷自体を持っている飲食店が少ないです。

夏の時暑いから、冷たいものを飲むとしても、冷蔵庫にあるものを飲みますが、氷は入れません。
日本では、ちょっと不思議と思いますが、冬でも飲み物の中に氷を入れるのでしょう。
ところがここ最近は、セルフサービスになっているお店もありますね。

本来は、それが最も自然なものではないかなと思います。
水をお出しすることで、コミュニケーションのきっかけを図るのならば、もっと接客に工夫が必要ですよね。

ただ、いらっしゃいませの声掛けだけでは、その後、何も進展が無い場合がほとんどでしょう。
チェーン店では、それがマニュアルとして定められているでしょうから、小さな個人経営のレストランは、そこの改善で商機が見えてくることもあるような気がします。

接客は、丁寧な言葉遣いだとか、きれいなお辞儀を磨くことでは無く、お客さんの欲求を満たすことが最優先されるべきですね。