無駄なくおいしくジャムづくり

我が家ではジャムを手作りしています。
朝食にトーストを食べる習慣の我が家では、かなりの量のジャムを消費します。
美味しいジャムは小さなビンでもかなりお値段がするので、自宅で作った方がお安いのではないかということで作るようになりました。

冬から春にかけては、ジャムにしたい果物が豊富なので、ジャムづくりに大忙しになります。
とくに大変なのは夏ミカンでのマーマレード作りです。
私が住んでいる地域では、庭に夏ミカンの木があるご家庭が多いので、我が家はマンションで夏ミカンの木はなくても、ご近所の方がくださったりします。
また、近所の八百屋さんでも1個30円ほどで購入することができるので、とってもお安くジャムを作ることができます。
けれども、夏ミカンのジャムづくりは手間がかかります。
まずは、皮向いて実を出さなくてはいけません。
それから、外の皮の部分をまずは一度茹でて茹でこぼしします。
それから、皮の部分をちょうど良い大きさに刻んで行って、実と一緒に煮詰めていきます。
我が家ではグラニュー糖にレモンにハチミツでつくっていますが、先日知人がてんさい糖だけで作ったというジャムも美味しかったので、今度はそれにも挑戦してみたいと思っています。
地物のみかんは、実がすっぱくて苦みがあるのでそのまま食べることがなかなかできなくても、ジャムにしたりオレンジピールの様につくったりすることができるので、捨てるのはもったいないです。
上手に料理しておいしく食べたいと思います。

マーガリンとジャムのコンビ

マーガリンとジャムのコンビネーションは、世の中のパン界の中でも鉄板の組み合わせである。
トーストした食パンに、たっぷりマーガリンを塗って、さらに重ねてジャムを塗る。
塩気と甘みのバランスが言うことなしである。
いうなれば、生ハムメロンのようなものである。

それが手軽に味わえるのが、コンビニでも売っているコッペパンシリーズだ。
コッペパンの真ん中に切り込みを入れて、たっぷりのマーガリンとジャム(特にイチゴ)をはさんである。
言わずと知れた超ロングセラー菓子パンである、と言えば確実に分かってもらえるだろう。
あの、88円とかで売っているやつだ。

バリエーションで、マーガリンと小倉のつぶあんのやつも売っているけれども、あれも甲乙つけがたく美味しい。
あんこ好きであれを嫌いな人がいたら見てみたい。
バターどら焼きのように美味しい。

ちなみにピーナツバターのも美味しい。
どれもちょっと給食で食べたような、とても懐かしい感じの味がするのだ。
あの、軽い感じの、握ったら本当に小さな塊になってしまいそうなすかすかのコッペパン。
確実に身体にいいものなんか何一つ入っていないマーガリン。

いつも思うのだが、おいしいものというのは身体にいいものではない。
ジャンクフードを見ればわかる。

人間の舌に直接美、味しいと思わせる、その過程からして既に人工的である。
そもそも化学調味料を大量に含んでいると思われるジャンクフードは、おそらく舌の味蕾に直接働きかける効果があるに違いない。
あやしいあやしいと思いながらも、その美味しいと思う化学反応には抗えないのである。

このコッペパンシリーズもおそらくはその類のものであろう。
分かっているのだけれども、やっぱりジャムマーガリンコッペは、見かけたら買ってしまうのである。