我ながら良い習慣だと思っていることがあります。
それは、早起きの習慣。
自慢できるほど早い時間に起きていると言う訳ではないのですが、自分の好きなことに使える余裕の時間を過ごせることは間違いありません。
好きなことと言っても、特別なことをするわけではありません。
ただ、丁寧に物事を行ったり食事の準備をすることができますし、誰もいない静かな部屋で少しだけぼーっとすることもできます。
どちらかと言うと、遅くまで寝ていて朝ぎりぎりになって渋々起きるような生活を長いこと続けていました。
体に良いと聞いてもどうしても朝早く起きることが難しく、結局慌てて準備をして出かけるパターンだったのです。
でも、本気で変わりたいと思った時、私は早く寝て早く起きる生活をスタートできたのです。
確かによく聞くように、朝早く起きると一日の時間も長くなるような気がします。
ちゃんと心の準備をして、大切な一日を始めることができるところもたぶんメリットではないかと思います。
時に何もかも嫌になってどうにでもなれと思ったり、時にいつまでも不死身でいたいと強く願ったり。
色んな想いが溢れてきて、自分でもずいぶん勝手な人間だなと思います。
それでも、やはり元気で寿命が来るまで無事に生きたいと思います。
そして、後悔しない人生を送りたい。
早起きすると、本当に気持ち良く生活することができると知りました。
なんていうか、生きていることを実感するのです。
天気の良い日は、更に気持ち良くスタートできます。
これからも、このままの調子で続けて行けたら良いなと思っています。
早朝ランニング
ここ最近、朝早起きをしてランニングをしている。
少し前までは、食べても飲んでも体型に変化をきたさなかったのだが、ここ2、3年、食べ過ぎるとその分どうも腹回りがだぶつくような気がしている。
もともと怠け症なので、腹筋にしても腕立てにしても、3日と続いたことはないのだが、ことランニングに関しては、続けようかと思っている。
というのも、ランニングシューズがあるから。
買ってしまった以上は、走って使わなければならないのである。
それはいつまでも玄関の靴箱にあって、役目を待っているとでも言ったような顔をして鎮座しているからである。
それで、夏の時分でもぎりぎり涼しい朝の5時台に、軽めに走るのが日課になった。
さすがに身体がだぶついているだけあって、いきなり5キロ10キロ走れるはずもなく、せいぜい2、3キロなのだが、それでも自分にしては恐ろしいほどの運動量なのである。
そして坂を上ったり下りたりするときには、ああ、あの正月の箱根駅伝の選手達は、なんて素晴らしいアスリートなのだろうか、と思わないことはない。
こんなに辛いのに、みんなここを走りたいがために青春をかけているのだ。
私は、坂がいつもはやく終わるようにとしか考えられないのであるから、いかにも運動不足の凡人である。
ちっとも身体が運動になれていない今は、この短距離でも走り終わってクールダウンに歩いている最中に、気が引けるほど汗が噴出してくる。
こんなにだくだくになるなんて、ここはサウナかとまごうばかりである。
まあそれはそれで何とも爽快なのだが、今の季節ちょっと困るのである。
夏場は蚊のシーズン。
蚊が、汗に寄ってくるというのは有名な話。
おそらくその瞬間、その付近のだれよりも汗だくの私の周りには、プワーン、という羽音が満ちている。
さすがにこればっかりには閉口である。
せめて、どうか蚊にたかられている私の姿に、通りすがりの人が気が付きませんように、と願っている。