穏やかな感覚に包まれて

先日、ちょっと不思議な感覚を覚えたことがありました。
それは、いつものように朝を迎え、朝食を家族で食べて、子どもを学校に送り出して、自分も仕事に行った時のことです。

仕事をし始めたら、なんとなく今までに感じたことのないようなふわっとした穏やかな気持ちに包まれたのです。
本当に不思議な感じでした。
そして、その不思議な感覚に包まれたまま、いつものように仕事をしていたのですが、なんとなくすべてのことを丁寧にやりたい気分で、穏やかな気持ちで仕事をすることができました。
もしかしたら、家に帰ったら何かいいことがあるのかなぁ何て期待していたけれど、家ではなにも変わったことはなくて、いつもの夜でした。
あの感覚は本当に不思議なもので、なぜあのような感じを覚えたのかまったくわかりません。
でも、毎日がその日のように穏やかな感じに包まれていたら、きっとハッピーだろうなぁって思いました。
人生ってとっても不思議でこんな感覚を覚えたことで、すべてをもっともっと丁寧にこなそうとおもえたり、ヒトとの関係をもっと大切にしようと思ったりするものです。
きっと、この日の感覚は、私の人生をちょっとだけ変えてみたらっていう何かメッセージだったのかもしれませんね。
また、あんな感覚に包まれる日がいつくるかわからないけれど、もっともっと自分の幸せを感じて毎日を送りたいなぁって思います。
自分が変われば、わたしの周りの人たちも変わっていくのかもしれませんね。
優しく穏やかな毎日でありたいです。

感情を完了させる

心理学に興味を持っている。
現在のようなストレス社会では、繊細さを持っていると生きにくい。
図太くタフな神経が求められるが、そうでなければ自分で自分を癒す方法を知っておいたほうが良い。

心理カウンセラーによると、多くの場合、怒りや苦手意識といった感情は、母親や無意識の影響が強いとのことだった。
無意識とは、8歳くらいまでに作られる感情処理のパターンであり、いろいろな経験に対する感情が積み重なってできるものらしい。
例えば、理不尽な上司に腹を立てているつもりが、実は心の奥底では、理不尽な育て方をした母親に対して処理しきれていなかった怒りの感情があった、というようなことがよくあるそうだ。
だから、その上司に対して穏やかな気持ちになるためには、母親に対する怒りの感情を完了させる必要がある。
もしそのように考えるなら、あらゆる負の感情は、一度冷静になって考える必要がある。
だってもしかしたら、目の前の相手に対してではなく、過去の誰かに対して怒っているのだとしたら、相手にとっては理不尽な話だ。
わたしは感情を完了させる方法を知りたいと思う。
そして息子には、幸せな無意識をたくさん積み重ねていってほしいと思う。
人間温室の中で育つことはできないけれど、無意識が幸せなものならば、自分も人も、そして世界を信じられる人間に育ってくれるような気がするからだ。
どんな困難にも負けない、強く優しくたくましい男の子に育ってほしいと願っている。