カップリングパーティー

うちの弟は地元の青年部に所属しています。
今度、青年部が企画するカップリングパーティーがあるらしく、同級生で独身の女性はいないかと聞かれました。
まず、地元でそんな企画が行われることにびっくりしました。

私の生まれ育った地元は過疎の町とまではいきませんが、人口も少なく、これといって名産物もなく、絵に書いたような田舎です。
車で20分ほど走ればちょっと栄えた町に出るし、自然もいっぱいあるので、暮らすには不自由しません。
でも、カップリングパーティーなんて、この小さな町で誰が参加するというのでしょう。
事実、男性は参加枠ぎりぎりまで集まったそうですが、女性は2人しか集まっていないそうです。
私も、紹介できるようなフリーの女性は1人もいませんでした。
弟に、「男性でよければ、役場勤務で戸籍も綺麗な人がいるんだけど」と言ってみたのですが、男性はもういらないとのことでした。
要するに女性が足りないということらしいです。
このまま参加希望者がいなければ、中止になるかもしれないらしく、青年部の皆さんは周りの友人に声をかけまくっているんだとか。
青年部も大変です。
とりあえず、親戚に独身の30代の女性がいるので、その人を推薦してみました。
もちろん弟も知っているので、声をかけてみるとのこと。
でも、推薦しておきながら薄情だけど、こんな小さな町で行われるカップリングパーティーなんて行きたくないだろうなぁ。
住民みんな知り合いみたいなものだからすぐ噂になるし、町のみんなの話のネタになること間違いなし。
もし女性の参加者を募りたいなら、この町の住人じゃなく、隣町とかで募集した方がいいんじゃない?と弟にアドバイスしておきました。
開催まであと1週間とちょっと、果たして女性参加者は集まるのか、ことの成り行きを見守っていきたいと思います。