子供の頃、夜ごはんの後のデザートがすごく楽しみでした。
ゼリーやプリン、ヨーグルト、フルーツ、アイス、たまにケーキが出ることもありました。
デザートがない日はものすごくがっかりしたものです。
なかでも、私はフルーツが大好きで、グレープフルーツに砂糖をかけて食べたり、母にいよかんやはっさくをむいてもらって食べるのが好きでした。
一人暮らしをするようになってからはそういう機会が少なくなりましたが、今でも実家に帰るとデザートにフルーツが出てくることが多いです。
子供の頃は当たり前に感じていたけれど、デザートにフルーツを食べるってすごく贅沢なことだなあ、と今では思います。
ビタミンなどの栄養がとれるし、何よりおいしいし。
その辺で売っている色鮮やかなゼリーなんかより、全然健康的だと思います。
よくフルーツを食べさせてくれた両親に感謝です。
子供の頃、友達の家にお泊りした時に夜ごはんをごちそうになったのですが、デザートがありませんでした。
友達に「デザートないの?」と聞いたところ、「そんなのないよ!」と当然のように言われてショックを受けた記憶があります。
今考えると、すごく失礼な子供だったなぁと思います。
その時初めて、デザートって特別なことなんだな、と子供心に理解したような気がします。
当たり前のことだと思っていましたが、どこの家もそうではないんだな、と。
デザートのありがたみを知った瞬間でした。
特にお金持ちだったわけではないのに、いつもいろんな種類のデザートを用意して子供たちを喜ばせてくれた両親。
大人になった今、改めてありがとうと言いたいです。
私もいつか子供ができたら、デザートにフルーツをたくさん食べさせて喜ばせてあげようと決めています。