私はマラソンが大嫌いです。
苦しいし、疲れるし、最悪だと思います。
また、テレビでマラソンや駅伝などが放送されていると、見るのも辛いです。
こんなマラソン大嫌いの私ですが、中学校・高校の授業では、イヤイヤながらも真面目に取り組んできました。
私の中学校時代の体育の先生は、私の学年の学年主任の先生でもあり、とても厳しい先生でした。
先生は特にマラソンの授業に力を入れており、毎年冬になり、マラソンの時期が来ると、本当に憂鬱でした。
まず始めに、1.5キロのタイムを計ります。
その後自分と近いタイムの人同士で班を作り、タイムを上げるため、練習メニューを組み立てます。
私は特に、このタイム測定の日が大嫌いでした。
百歩譲って、ゆっくり自分のペースで走るというなら、そこまで苦痛ではありません。
しかしタイムを測ったり、誰かに急かされたりすると、とてもストレスを感じます。
しかし真面目な自分は、大嫌いなマラソンの授業であっても、仮病を使って見学するなどせず、必死にやりました。
毎年毎年マラソンの授業が全て終わったときは、人生で一番今が幸せだと思うほどでした。
またそのマラソンの授業では、先生の趣味で「田園」という曲が延々と流され、今でもその曲を聴くと吐きそうになります。
高校のマラソンの授業は、中学の授業に比べ、とても楽でした。
しかし、距離が3キロと倍になり、やはりイヤイヤ走っていました。
やはり真面目な自分は、一度も見学することなく、全て走り切りました。
3年生になるとマラソンの授業はないのですが、その事を知った時は、本当に嬉しかったです。
今はもう、走ることはほとんどなくなりました。
しかし最近、階段を上っただけで息が切れてしまい、体力のなさを痛感します。
そのため健康面も考えて、ジョギングを始めようかと思うようにもなりました。
この年になって、苦手なものを克服できたら良いなと思います。