父は、今76歳になります。
いまでは、朝の散歩を2時間ぐらいするほかは、ほとんど家にいて、テレビを見たりパソコンで調べものをしたりして過ごしていることが多いです。
そんな父の趣味と言えば、カメラとアラビア語です。
とくにアラビア語は習い始めて20年近くになりますが、なかなか難しい言語のようで今でもレッスンに通っています。
家族としてはもうそろそろレッスンに通うのもやめていいんじゃないかと思っていますが、本人はやる気すごいので、きっと体が元気なうちはずっと続けようと思っているのだとおもいます。
母も父も本当に知識欲が旺盛な人たちだと思います。
私が年をとったら、せっかくだからのんびりしていたいと思うだろうと思うけれど、きっと時間がたっぷりある今だからこそ、いろいろなことを学びたいと思うのでしょうね。
年をとってから、知識欲が出てくる人って多い気がします。
子供のころは勉強しなさいって言われることが嫌いだったのに、自分が仕事や家庭のことで忙しくなったころに、何かを学びたいと思うものなんですよね。
そして、大人になると自分が本当に学びたいことがわかってくるから、余計に知識欲が出てくるのかもしれませんね。
ある程度の年齢になって、自分に時間の余裕ができたときに、私も知識欲旺盛なおばあちゃんになっているかもしれませんね。
なんだか両親を見ていると、いろいろなことに興味をもって楽しめる年齢がうらやましくなってきます。
そして、そんな年になるのもいいなぁって思えるようになってきます。
高齢の父の習い事
私の父はもう70代の後半という年齢なのに、いまだに語学の勉強をしています。
もっと若い時には、英語を始め、スペイン語に、フランス語、中国語などを独学で勉強していましたが、最近はアラビア語だけを勉強しています。
もともと父がアラビア語を勉強するようになったのは、仕事がきっかけでした。
父は石油関係の仕事をしていたので、海外赴任も多く、中東で仕事をしていることも多くありました。
そんな時にもちろん英語で仕事をしていたのですが、プライベートでは現地の言葉で話をしたいと思って、アラビア語を独学で勉強し始めたそうです。
その後、定年退職したのちもせっかく勉強してきたアラビア語をそのまま忘れてしまうのはもったいないと、先生と一緒に難しい本を読むクラスに通っています。
内容はきっと仕事関係のもなのでしょうが、70代も後半になった今でも、月に数回電車に乗ってレッスンにいく意欲はすごいなぁと感心しています。
そんな父の影響なのかわかりませんが、私も語学の勉強をするのは大好きです。
いまのところ英語とスペイン語を話すことができますし、ドイツ語も勉強したことがあります。
いまは、韓国語にも興味があるので、もっと時間が出来たらのんびりと学習していけたらいいなぁって思っています。
語学の学習のいいところは、自分がどのくらいできるようになったかその成果を旅行に行ったり、ネイティブの人と話してみることでわかることです。
ちゃんと話せると楽しくてより学習意欲がわいてくるのもいいですよね。