ペンが進まない時はオリジナルレシピ

文章を書く仕事をしていると、面白い程スムーズにペンが進む時と全く書くことができない時がある。
まるで、何か背後にいてサポートしてくれるかの如くどんどん原稿用紙が重なって行く時がある。
そんな時は、私は凄く気持ちが良い。

しかし、そんな日ばかりではない。
頭の中にどんよりとした雲が立ち込めて、思考回路が完全にストップしてしまうこともあるのだ。
そんな時は、かなり焦ってしまう。
でも、今は良い対処法も見つけられている。
頭の中がクリアにならない時は、それをそのまま受け入れてしまうのだ。
そして、全く違うことをする。
寝るのもオススメ。
でも一番良いのは、料理をすることだと思う。
それも、普段作らなうような小難しいレシピに挑戦するのだ。
手間暇かけて、ゆっくりと進めて行くのだ。
わざわざ食材を買いに行く必要はない。
冷蔵庫やそこらへんに転がっているものを適当に選んで料理をする。
ポイントは、ハーブやスパイスなどを使って、恐らくどこかの国では食べられているに違いないユニークな味付けをすること。
直感だけを頼りに作って行くのだ。
この作業が非常に面白く、私の曇り空の頭の中も、綺麗に晴れ渡る。
トマト缶と、いくつかのスパイスは常備しておきたいところ。
カレー粉も、けっこう色々なメニューに使えて便利だ。
こんなおかしな料理をしても、もちろん食す。
気取ったお皿などに盛り付ければ、それなりのメニューに見えてくるから面白い。
こうやって、時間を過ごした後は、また仕事再開である。
変なスイッチをオンにできたのか、意外なほどどんどん進むから是非やってみて欲しい。
但し、ある程度の料理のスキルは必要だ。