辛かった大学受験を乗り越え、晴れて志望校へ合格し、大学生になれた時は嬉しさと、これからの大学生活への希望に満ち溢れていました。
しかし実際に私が送った大学生生活は、想像していたものとはほど遠く、もっと時間を有効に使い、色々な事に挑戦しておけば良かったと思います。
私が入学した学科は、他の学科に比べて人数が少なく、学科内でのつながりが濃かったです。
大勢の学生が受ける講義でも、いつも同じメンバーで固まったり、飲み会に誘われても、仲の良い人がいないと行かなかったりと、自分で世界を狭めていたように思います。
また私は、サークルや部活動にも所属していなかったため、交流の幅が広がる事はありませんでした。
今思うと、軽い気持ちで、興味のあるものに入ってみるのも良かったと思います。
大学は夏休みと冬休みが長く、また4年になると単位もほとんどとれていて、週に一度しか学校にいく機会はなく、とても時間を持て余していました。
当時は空いている時間はほとんどバイトを入れていましたが、今思うと、社会人になり休みが取れなくなる前に、習い事をしたり、色んな所へ旅行に行ったりすれば良かったと思っています。
また、大学受験で燃え尽き、勉強なんてほとんどしていなかったのですが、社会に出ると、もっとちゃんと勉強しておけば良かった、資格も沢山取っておけば良かったと思います。
高い学費を払って、私を大学に通わせてくれた両親には、とても感謝しており、大学で学べたことは後悔していません。
しかし私に子供が出来たら、無理に大学へ進学させるつもりはありません。
本当に大学でやりたい事や学びたいことがなければ、無駄な時間を過ごしてしまう場合もあるからです。
学歴にとらわれず、また私のように後悔しないようにしてほしいです。